My Teacher番外編 シンデレラのカウントダウンは、苦い蜜の味~yuchun side story

なぜだろう・・・
武志先輩に紹介された時
遠目だけど、無性に気になった。




後姿だけなのに
その背中から目が離せない。


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フロアに出て、
踊っている姿をつい、
追ってしまう。



いや、そんなことは、あるはずない
君が、ここにいるはずはない




今、まさに大学入試の追い込みの時期だ
しかも、武志先輩好みの、
派手なメイクに、
露出の多いドレス




君であるはずもない・・・
なのに、不思議と
凛とした、清楚さを感じる。




ただ、ただ・・・彼女が、
他の男たちと、
踊っていることに
嫉妬している自分がいた




日頃、飲まない僕が
シャンパンを一気にのみほす
ワインも続けて、喉に流し込んだ。




酔っているのに、
酔うことができない




いや、きっと
相当にきていたのだろう




ここ、数年、
踊っていない僕が
気づいたら、
彼女に手を差し出していた




彼女の背中に、手を添え
ホールドを組んだとき




見知らぬ彼女は、
君だと確信した




大人げないな、
驚くほどに心臓の鼓動が激しくなる



咳込む僕の背中を、以前のように
優しく、さすってくれた時



胸の中に、すっぽり入ってしまう
君の身体を抱きしめたくなった



でも、君は、知らんふりをしたいのだね




もう、触れることも、
話すことも
そして、思うことも許されない君が
この腕の中にいる




君ではなく、
見知らぬ女性として




それでもいい、




いや、それがいい




今は、
今だけは
この手に抱いていたい




僕には、もう
君に、寄り添う資格がない




だから、



僕の想いは
誰にも知られてはいけない
君自身にも、気づかれなくていい




僕にとって
初めての
そして、最後の



愛しい君とのダンスタイム




君の笑顔をみたい、
君の香りを、感じたい
君の肌と触れ合いたい




離れたくない、



もっと、もっと・・・・・
抱きしめたい



ただ、ただ、
愛し合いたい・・・・




君の涙をみつめて
僕の心は、震えた



気持ちが抑えられなくなる・・・・



カウントダウンが始まったとき
僕は、君に口づけをした




通りすがりの女として、
振舞う彼女に、・・・・




通りすがりの、男として




君は、気づいたのだろうか




いや、たとえ、
気づいても忘れなきゃいけない




一夜限りのシンデレラとの夜
苦かったKISSの味




僕は・・・




絶対忘れない


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画像おかりしています。



# by paku6002 | 2015-07-10 10:44 | My teacher

My Teacher ドキドキの科学実験~1


白いシャツをピンクに染めた
ユチョンが、慌てた様子で職員室に飛び込んできた。


声をかける間もなく、更衣室へ



体育着に着替えて出てきた
ユチョンを見て、
どうしたんだ?
と声をかけると、
それどころじゃないんです!


と、また急ぎ足で職員室を出ていく。


さては、何かしでかしたか……


ジェジュンは気になりながらも、
生徒の対応中で、
追うことはできなかった。



日がそろそろ暮れるなと
音楽室の窓から、ふと外を見ると
校庭のそばの洗い場で
何かを洗ってる男が、見えた。
ユチョン・・・?





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「ユチョン先生、どうされましたか~?」


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「ジェジュン先生……
いや、その、シャツが汚れたのでちょっと……」



「洗濯!?~シャツを汚したのか?」



「理科室で、ちょっと実験道具とぶつかって
シャツが濡れたんです。

それは、仕方ないですけど、

もう、女子が、次々とよってきて、
ぬがされそうでしたよ‼
女子高は怖いです。」


「いや、もう、何てことだ・・」


「ほんとに、そんなことが・・・」


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言葉を掛けていないのに、
洗いながら
自分で、ぶつぶつと、呟き続けるユチョン
いつになく、興奮しているようだ。


シャツが汚れたことに、
あわてているだけではないような・・・


「いったい、何があったのか?
そのあわてようは、何かあったんだろ?」


「・・・・・・・・ヒョン・・・」


「?どうした?}


「彼女をみつけた・・・・」


「え?・・・・しゅうこちゃんか?」


「僕のクラスの、鈴木さんだった」


「あああ、そうか、気づいたのか~」


「は?ヒョン、どういうこと?」


う、まずい、
知っていたと知られたら、やばいぞ


「いや、しゅうこちゃんが、一体誰だったんだ?
お前のクラスの生徒だったのか?」



「さっき、鈴木さんの顔を近くで見て、
彼女だと・・・
僕が担任している生徒だったなんて、
なんて、ぼくは間抜けだったんだろう。」


ユチョンは、シャツを叩きつけながら
つぶやいた。


「ずっと、知らんふりしてたみたいじゃないですか?
なんか、悔しいですよ、どうしよう」



「そうか、バスで会った中学生は、
やっぱり、うちの生徒だったんだな?
しかも、鈴木って・・・
いいじゃないか、見つかって
気になってたんだろう?
で、ちゃんと、声かけたのか?」


「いえ、もう、周りの生徒が騒ぐもんだから
着替えてから、すぐ理科室に戻ったけど、
彼女はいなくなってて、
教室にもいなくて・・・・
僕が、しゅうこちゃんって?
急に声を掛けたから、
彼女は、びっくりしていたし。」


そうか、今日は確か、
鈴木は個人レッスンの日だったよな・・・
まだ、校内にいるはずだけど・・・
言わないでおくか。


しかし、
ユチョンが自分でしゅうこちゃんに
気付いてしまうなんて、、
決定的瞬間に立ち会えなかったじゃないか


ジェジュンは、お楽しみがもらえなかった
と、残念がりながら、
ユチョンの肩をたたいた。


「じゃあ、今日は帰りに飲んで帰るか
しゅうこちゃん、発見記念日だし」




# by paku6002 | 2015-07-02 06:56 | My teacher

My Teacher 君の名は6



帰りのHRが終わって、
昨日の放課後のことが気になり、
理科委員の鈴木さんを追って、
理科室へ降りてきた。



教室のなかは、清掃当番の
生徒たちが、バタバタと掃除している。



理科準備室のドアのところで
水がいっぱい入った
大きなビーカーを、
持っていた子が、
今にも、
つんのめってこけそうな瞬間に
遭遇した。



その子を、支えるのか、
ビーカーをもってやるのか、
一瞬、まよったら、



飛んできた、ビーカーを
受け止めることになり、
そのまま、
自分で水をかぶってしまった。




ビーカーはすんでのところで
割れずにすんで
理科室の備品を扱う自分としては、
ほっとしたが、



生徒のことも気遣ってやらなきゃ
って、目の前の子を見たとき、



彼女が、あんまりにも、
慌てふためいているので、



つい、近づいて、顔をのぞいてしまった。



いつもは、女子高生の顔を
じろじろみたら、誤解されそうで、
なるべく、なるべく
正視しないようにしていたのに・・・・・



水滴だらけの眼鏡をはずして、
彼女の赤い顔を間近に見た瞬間



あの、おさげの、
しゅうこちゃん
に見えたんだ。



名札には、
”Nobuko Suzuki”
って書いてあるのに。



そこにいるのは、
楽譜を落として、
あわてふためいていた、
あの
「しゅうこちゃん」だった。



あああ、僕は
ずっと、君を見ていて
気づかなかったのか?



え?名前が違う?
なにを、
なにを間違っていたのか?






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君の名前は?
しゅうこちゃんじゃないの?



私の名前?



すずきのぶこ・・・
なんですが・・・?



でも、親しい友人から
「しゅうこ」って呼ばれてる



何故、それを、
パク・ユチョン先生が
聞いてくるの?



「あの、先生。
私の名前が、ですか?」



今度は、私が、先生の顔を
覗き込んで、訊ねようとした瞬間



「ユチョン先生、大丈夫ですかー?」



「えー?どうしたの、こぼしたの?」


わあ、わあと、
周りに人が集まって来た。



理科室に居合わせた、シスター・カーラも
駆け寄ってきて、



「ユチョン先生、びしょ濡れですよ
シミになっちゃいます、
すぐに脱いだ方が」



「あ、いえ、とんでもないです。
大丈夫です。」



「きゃー、先生ぬいでー」
「いやらしい、キャー」



と、周りが騒ぎ立てる、




「すみません、
ここは、私が片付けるので、
みなさん、どいてください。
あ、モップとってきます。
先生、すみません、
ほんとに、すみません」



周りのみんなを、おしのけて、
わたしは、モップをとりに行き、
床をふき始めた。



パク・ユチョン先生が、
こちらにむいて、
何かを言おうとしたが、
それを阻むように



「もう、理科委員のくせに何やってるのよ!!
ちゃんと、片づけといてよね、
ユチョン先生、大丈夫ですか?
けがされてませんか?」



村山麻里子さんが、
パク・ユチョン先生に近づく



先生が、胸に抱えたままの
ビーカーをとって、
先生のシャツに触れようとした。



先生は、いや、大丈夫だからと、
手で遮る合図をして



「シスター・カーラ。すみません。
着替えてくるので、
ここお願いしていいですか?」



シスター・カーラが、うなずくと同時に
女子高生の騒ぎから
逃げるように、
パク・ユチョン先生は走り去っていった。


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# by paku6002 | 2015-06-14 09:37 | My teacher

お話のきっかけ

6月4日は、ユチョンのお誕生日でしたね。

自分の誕生日でもないのに、
そわそわしちゃった。

でも、お誕生日パーティーは、
都合で6日に・・・・


ユチョペンのお友達で集まって
ケーキでお祝いしました。


ほんとは、ユチョンとお祝いしたかったけど・・
彼はお仕事?


願わくば、
彼の愛する家族や、
気の許せる人たちと、
素敵な時間を過ごせていてほしいと
思います。

ユチョンおめでとう。




さて、ユチョンを、
自分の妄想に
いいようにさせてもらって、
書いている

My teacherのユチョン先生
ようやく、しゅうこちゃんに
気づいたようです。

実は、このお話のコンセプトは

あの、かわいい
ユチョン先生がでている、
TIOのCMから頂いてます。





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だから、はやく、
ユチョン先生の写真を登場させたいのに
なかなか進まなくって・・



もう、我慢できなくて、
ほんとなら、
七三、眼鏡のユチョン先生のはずなのに

おかっぱの
若ユチョンになってしまって
すみません。


まあ、ユチョンにちがいないので、
話とあわないなんて、
おっしゃらずに許してください。

TIOのCMの詳細はこちらから
http://shuuyuchun.exblog.jp/20768127/




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ところで、
しゅうこちゃんは、私なんだけど、
私はしゅうこではありません。

実は、知り合いが、
「修子(しゅうこ)」とかいて、
「のぶこ」って、読み方だったんです。
それで、印象に残ってて、


そして、夫の名前が
「修(おさむ)」
でも、学生時代には、
周りからは、「しゅうちゃん」
って呼ばれてたんです。


それと、
長男が生まれたとき、息子の名前を、
夫が自分の名前の漢字をつかい、
「修介(しゅうすけ)」と
つけるといった時に、

私が、「しゅうすけ」って、
なぜか読み方が、嫌だったので

修子ちゃんの読み方思い出して、
「のぶゆき」とつけました。


でも、どこでも、
初めての人には、
「しゅうすけ」って読まれちゃいます。

小学校の時なんか、
「しゅうすけくん」、って先生に呼ばれてて
ああ、きっと、息子のことだと思うんだけど、
6歳の息子は気づかなくて、
返事もせず座ってる
欠席扱いにされそうになったことも

そんな、名前のエピソードから、
このお話しも、ややこしいとこから、
はじめちゃいました。



ムリくりな展開かもしれませんが
お許しください。



高校生の淡い初恋、
ユチョン青年の、恋と気づかない想い
そして、ジェジュンや、先生たちに
高校生の女の子たちの喧騒


実は、
ドロドロ、涙の展開も
考えているんですが、
そこまでたどりつけるかどうか・・・


いろいろ、
自分の高校生時代を
思い出しながらのお話しづくり。

続きも、気を長くして
お待ちくださいませ。

# by paku6002 | 2015-06-10 06:39 | つぶやき

My Teacher 君の名は5

「さあ、今日の実験はここまで。
使った器具はきれいに洗って、
片付けてください。
今日のレポートは
来週までに提出してくださいね。」



化学の実験が、終わって、
皆、片付けをすると、
バタバタと教室を出て行く、
あとは、帰りの会だけで下校だ。



私も教室に向かおうとすると
シスター・カーラが、私を手招きした。



「鈴木さん、ちょっと。・・
今日の実験は、うまくいった?」



「あ、はい、
水溶液の色がきれいに変わったので、
面白かったです。
ちょっと、時間かかっちゃったけど・」



「面白いっていってくれて、うれしいわ。
レポートの回収は、理科委員さんお願いね。
それと、昨日は帰り大丈夫だった?
凄く急いでいたようだったけど。」



シスター・カーラが、
心配そうに、顔をのぞきこんできた。



「だ、だいじょうぶです。
ちょっと、用事を思い出して、
遅れそうだったので・・・」



「もしかして、クラス担任と
なんかあった?」




わ、シスター・カーラ
なんで、そんなことを・・・



「いえ、何もないです。」



「じゃあ、ジェジュン先生?」



「ないです、ないです。
ジェジュン先生は
いっつも気にかけてくださってて!」



「はーん、じゃあ、やっぱり
ユチョン先生がなのね~」



あまりにも、図星すぎて
わたしは、次の言葉を
見つけられなかった。



「ユチョン先生は、とっても、
真面目でいい先生だと思うわ。

でも、うちの学校に来たばかりだし、
担任に相談しづらい時とか、
困った時には、いつでも
他の先生に相談すればいいのよ。
私でもいいし・・・」



シスター・カーラは、とても
優しい笑顔で話してくれる。
話し方が、とても緩やかで
つい、甘えたくなる。



でも、学校の生活のことでもなく、
私の個人的なこと・・・・、
自分を覚えてもらってないから、
落ち込んでるなんて
そんな、相談はとてもとても。



「シスター・カーラありがとうございます。
でも大丈夫です。
あ、清掃当番も今日あるので
放課後片付けに伺います。
失礼します。」



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「きゃああ、のいてください。あああ」


「危ない」


バシャーン・・・


ああ、ビーカーを壊してしまった!!


っと思って、つぶっていた目を
恐る恐る開くと…(◎_◎;)



ビーカーは無事だけど



その大きなビーカーを抱えて
びしょ濡れになっている
パク・ユチョン先生がいた。



放課後、清掃に来た私は、
水のいっぱい入った
大きなビーカーを運んでる途中で、
バランスを崩した



そこに、偶然に入って来た、
パク・ユチョン先生が
私を支えようとしてくれた



はずだったけれど、



自分はこけずに踏ん張れて、



でも、ビーカーは手からすり抜けて、
私の代わりに、ビーカーを受け止めて
自ら、水をかぶった状態になってしまっていた。



「あああ、すみません。
ごめんなさい、ごめんなさい。
わあ、どうしよう、
服もびしょ濡れ!!!!
あっ・・・・・・・・・・」


先生の髪も、シャツもびしょ濡れ、


ああ、なんかで、吹かなきゃ


いえ、それよりも、
先生の体にシャツが張り付いて、


いや、その、
体のラインが、

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じゃなくて、!!
乳首が透けてて・・・(◎_◎;)



いや、だめでしょ、みちゃ、
見ちゃ、ダメ~!!!!!



私は、顔が真っ赤になって
思わず、顔をそむけた。
先生は、自分のことに気づかずに、
「大丈夫?」
って、顔を覗き込んでくる。



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近い、(*ノωノ)



濡れてしまった、眼鏡をはずして、
先生は、もういちど、私を覗き込んで、



「けがはなかった?」


そんな、近くで、見られたら、
ドキドキが止まらない。
でも、心配してくださってるので、
返事しなきゃ。
「はい、大丈夫です。」



・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・


「え!?
・・・君は!!??」



私の顔を見て、
先生の目が大きくなった。



私の胸元の名札を見て、
もう一度私を見つめながら



「君・・・鈴木さん・・
だ・・よ・・ね・・?」



あまりに顔を、近づけてくるので、
そむけることもできずに、


「先生、ち、近いんですけど・・、
鈴木です」



「しゅうこちゃん?・・」



鼻がくっつきそうな距離に、
はっと、
先生も気づいて、
顔を離した。



それでも、まだ、体は近い。
20cmもない。


「しゅうこちゃんじゃ・・?

あ、・・・
いや、き、君と
バスで話したこと・・・
ある・・・?」



え!?


何を言われてるか、
よくわかんなくて
言葉がでなくて、固まってると



「君の名前は?
”しゅうこ”じゃなかったの?」




# by paku6002 | 2015-06-09 17:53 | My teacher